調査・レポート

「GIGAスクール構想における情報モラル教育の実状等に関する調査報告書」を公開

GIGAスクール構想における情報モラル教育の実状等について、全国の小学校・中学校・高等学校の教員と保護者を対象とした調査を実施

2023年11月27日


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GIGAスクール構想における情報モラル教育の実情などに関する調査報告書の表示画像

GIGAスクール構想※1における情報モラル教育の実状等について、全国の小学校・中学校・高等学校の教員と保護者を対象とした調査を実施しましたので、その結果をまとめた調査報告書※2を公開します。

本調査は、GIGAスクール構想の中で情報モラル教育がどのように変化しているのかを把握し、今後の情報モラル教育のあり方を検討することを目的として実施しました。全国の小学校・中学校・高等学校の教員と保護者それぞれ1,000人に対し、学校や家庭での情報モラル教育の実施状況やデジタル端末※3の活用状況などについてアンケートを行い、分析結果を調査報告書にまとめています。

 ■調査サマリー

(1) 学校と家庭は双方8割近くが情報モラル教育へ高い意識 学校と家庭の相互協力は社会的コンセンサスが得られている 

(2) 4割以上の教員が学校で情報モラル教育時間の不足を認識しつつも増やせない現状

(3) 端末利用の日常化に対し、情報モラル教育は年間1〜2時間 端末活用しながら情報モラル教育ができる計画作りが重要

(4) 学校と家庭で「コミュニケーショントラブル」や「長時間利用」等、端末利用時の主たるトラブルへの対応認識は双方近い 一部意識のズレや課題もある

(5)スマホ・タブレット等の使用時間は小・中学生が「1~2時間」、高校生は「2~3時間」が最多 中学生・高校生にかけて家庭のルール以上の使用も

(6)教員が考えるGIGAスクール端末使用の主な効果は「子どもの端末活用スキル上昇」が約7割、「自身の端末活用スキル上昇」が約6割 教員のスキルアップと児童のスキルアップとの間には、高い教育効果も

 ■調査概要

・調査対象
① 全国の22~64歳の教員(公立および私立の小学校・中学校・高等学校の担任、副担任)
② 全国の25~59歳の保護者(公立および私立の小学校・中学校・高等学校)

・有効回答数
① 1000、② 1000 

・調査期間
2023年3月17日~4月2日

・調査委託先
株式会社モニタス

・調査監修
多摩大学情報社会学研究所

 ■調査項目

第1部:教員
 教材の利用有無/教材の導入担当者
 教材の導入経緯/情報モラル教育の実施時間
 授業時間の過不足/授業時間増減意向
 昨年からの授業時間増減/授業を行うタイミング
 情報モラル教育についての意識/情報モラル教育実施後の意向
 現在使用している情報モラル教育の教材
 情報モラル教育の問題と対応(学校/家庭)
 情報モラル教育で個別対応が必要だったもの
 GIGAスクール端末を使い始めてからの個別対応の増減
 GIGAスクール端末の効果
 GIGAスクール端末のポジティブ項目/ネガティブ項目
 GIGAスクール端末知識の入手方法
 GIGAスクール端末使用ルール/ルール決定者
 GIGAスクール端末の使用状況/端末の使用を希望する教員の割合
 授業での端末使用頻度とスキルアップの関係 

第2部:保護者

 子どものスマホ・タブレット使用開始時期
 デジタル端末の使用ルールの有無とルールの決め方
 デジタル端末の使用時間制限ルールの有無とその時間
 デジタル端末の使用禁止時間ルールの有無とその時間帯
 デジタル端末の使用場所ルールの有無/ルール順守度
 スマホでの課金の監視の有無/ペアレンタルコントロールの有無
 子どものスマホ・タブレット使用時間
 情報モラル教育の問題と対応(学校/家庭)
 家庭でのトラブルの有無
 家庭でのトラブルの増加の実態
 GIGAスクール端末についての心境
 ルールによる時間制限と実際の使用時間の関係